「当日の空き枠はいつも埋まりきらない」「気づけば毎回、フリーのお客様頼みになっている」——そんな悩みを抱えているキャスト・セラピストは多いはずです。
その原因の多くは、次に出勤する日をお客様に"先に"伝えられていないことにあります。お客様は「また会いたいけど、次いついるのか分からない」ので、予定を組めずに離れていきます。
この記事では、大がかりな告知を増やすのではなく、毎回の投稿に「次回出勤◯/◯」を一言添えるだけで事前予約が積み上がっていく方法を解説します。すぐ真似できるテンプレと、告知を常設化する置き場所、そして告知したあとの予約を取りこぼさない管理術までまとめます。
「次回出勤◯/◯」先行告知とは?"面の告知"との違い
「次回出勤◯/◯」先行告知とは、投稿のたびに次に出勤する日付を1行だけ添えて、事前予約に繋げる告知のことです。週間シフトを一気に出す"面の告知"とは狙いが違います。
| 面の告知(週間・2週間シフト) | 点の告知(次回出勤◯/◯) | |
|---|---|---|
| 出す頻度 | 週1回など、まとめて | 毎回の投稿に一言 |
| 情報量 | 1〜2週間分をすべて | 直近の1〜2日だけ |
| 狙い | 予定全体を把握してもらう | 「次に会える日」を刷り込む |
| 手間 | 作るのに時間がかかる | ほぼゼロ(1行足すだけ) |
週間シフトの早出しには早出しの効果があります(来週・再来週シフトの早出し告知フォーマット、2週間分のシフトをまとめて告知する方法で解説しています)。
ただし面の告知は「見た人がその場で予定を決める」前提です。一方で多くのお客様は、投稿を見た瞬間には予定を決めていません。だからこそ、毎回の投稿に「次回出勤◯/◯」を点で置き続けて、決めていないお客様の記憶に残す動きが効いてきます。この記事は"点の告知"に絞って解説します。
なぜ「毎投稿に一言添える」だけで事前予約が積み上がるのか
理由1: お客様は「次いつ会えるか」を常に探している
リピーター(本指名・仲良しさん)のお客様は、あなたの投稿を見るたびに無意識で「次はいつ行けるかな」と考えています。でも、その情報が投稿に書かれていなければ、わざわざDMで「次いつ出勤ですか?」とは聞いてくれません。聞くのが面倒で、そのまま忘れられるのが現実です。
「次回出勤◯/◯」を毎回書いておけば、お客様は探す手間なく次に会える日を知れます。これだけで「じゃあその日に行こう」という事前予約のきっかけが生まれます。
理由2: 単発の大きな告知より、点の反復のほうが記憶に残る
週1回のシフト告知は情報量が多い代わりに、投稿が流れると忘れられます。対して「次回出勤◯/◯」は毎回目に入るので、同じ日付を何度も見ることになり、記憶に残りやすくなります。
たとえば「次回出勤7/13」を退勤ツイート・写メ日記・御礼投稿の3回で見たお客様は、1回だけ見たお客様よりも「7/13に行こう」と決めやすくなります。反復は、それ自体がリマインドとして働きます。
理由3: 予定を決めていないお客様の背中を押せる
「行きたいけど、まだ予定を決めていない」お客様は一定数います。この層に「次回出勤◯/◯、この日は空きあります」と具体的な日付と枠状況を見せると、**「空いてるなら押さえておこう」**という心理が働きます。曖昧な「また出勤します」ではなく、日付が入っているからこそ行動に繋がります。
毎投稿に添える「次回出勤ひとこと」テンプレ
難しく考える必要はありません。今出している投稿の末尾に、次の1行を足すだけです。日付は必ず具体的に入れましょう。
型1: 退勤ツイートに添える(その日の締め)
本日も会いに来てくれてありがとうございました🌙
次回出勤は 7/13(月) 13:00〜 です。事前のご予約、お待ちしています。
退勤直後は、その日に会えなかったお客様も投稿を見ています。余韻が残っているうちに次回日を置くのが効果的です。
型2: 写メ日記・投稿の末尾に定型で添える
——
📅 次回出勤:7/13・7/15
ご予約・お問い合わせはお気軽にどうぞ🌷
写メ日記やSNSの毎投稿の"署名"のように、末尾へ固定で入れます。内容が何であれ、次回出勤だけは必ず載る状態を作ります。
型3: 「満枠御礼」投稿とセットにする
本日は満枠御礼でした🈵ありがとうございます!
次回7/13は残り2枠、早めのご予約が確実です。
完売の社会的証明と次回日を組み合わせると、「人気なら早めに押さえよう」という動機づけになります(「満枠御礼」投稿で次回予約を作る方法も参考にしてください)。
型4: 空き枠速報に日付を添える
【本日の空き】17:00〜が1枠空きました🈳
埋まらなければ次回出勤は 7/13 です。どちらでもお待ちしています。
当日の空きを埋めつつ、埋まらなかった場合の受け皿として次回日を提示します。当日とその先の両方に導線を作れます。
先行告知を「常設」にする3つの置き場所
毎投稿に添えるのに加えて、「探せばいつでも次回出勤が分かる」常設の置き場所を作っておくと、投稿を遡らなくても済みます。次の3か所を押さえましょう。
- プロフィールURL欄・自己紹介 — SNSのプロフィールに「次回出勤◯/◯」や、出勤予定をまとめたリンクを置きます。プロフィールは投稿と違って流れないので、あなたを見つけたお客様が真っ先に確認する場所になります。
- 固定ポスト(ピン留め投稿) — 直近の出勤予定を固定投稿にしておけば、タイムラインの一番上に常に表示されます。更新も、固定を差し替えるだけで済みます。
- 出勤予定のまとめURL — 予定を1つのページにまとめておけば、書き直しゼロで最新の出勤日を共有できます(出勤予定を1つのURLでまとめて共有する方法で詳しく解説しています)。
「毎投稿の点の告知」で流れの中に置き、「常設の置き場所」で探せる状態にする。この二段構えで、次回出勤の情報がお客様の目に入り続けます。
告知した事前予約を取りこぼさない管理
先行告知がうまくいくと、次に出てくるのが**「事前予約と当日の問い合わせが混ざって、どの枠が誰で埋まっているか分からなくなる」**という問題です。せっかく積んだ事前予約を、ダブルブッキングや連絡漏れで落としては本末転倒です。
- 「7/13に3件事前予約が入っているが、時間がかぶっていないか不安」
- 「LINE・DM・店舗経由でバラバラに予約が来て、一覧で把握できない」
- 「事前予約のお客様に、前日リマインドを送り忘れた」
こうした取りこぼしは、予約を1つのタイムラインで時間軸に並べて可視化するだけで大きく減らせます。P-Book なら、出勤の時間軸に事前予約を配置していくので、空き枠と重複が一目で分かります。次回出勤の告知で予約を"入り口"で増やし、タイムライン管理で"取りこぼしゼロ"を作る——この両輪が事前予約を売上に変えます。
事前予約そのものを増やすテンプレはメンエスの事前予約を増やす告知テンプレ、次回予約を対面で決めるコツは次回予約の取り方でも解説しています。あわせて読むと、告知から接客までの導線がひと通りそろいます。
よくある質問(FAQ)
Q. 毎回「次回出勤」を書くと、しつこく見えませんか?
投稿の主役を売り込みにせず、署名のように末尾へ1行だけ添えるなら、しつこさはほとんど出ません。日常の投稿や御礼の延長で自然に置くのがコツです。逆に、たまに大きく告知するより、控えめに毎回置くほうが押し付け感は薄くなります。
Q. 出勤が確定していない日はどう書けばいいですか?
確定していない日は「7/13は出勤予定(確定次第お知らせします)」のように、"予定"であることを明記します。仮の日付を確定のように見せると、直前変更でお客様の信頼を落とします。確定・仮を分けて伝えるだけでトラブルは防げます。
Q. 点の告知と週間シフトの告知、どちらをやるべきですか?
どちらか一方ではなく、併用が理想です。週間シフトで予定全体を把握してもらいつつ、毎投稿の「次回出勤◯/◯」で直近の日を刷り込みます。役割が違うので、両方あるほうが事前予約は積み上がります。
Q. 事前予約が入っても直前キャンセルが多くて困っています。
前日リマインドと、予約時のひと言(「変更は前日までにご連絡ください」)で無断キャンセルは減らせます。予約状況を一覧で管理できていれば、キャンセルが出た枠にキャンセル待ちを案内することもできます。
まとめ
- 「次回出勤◯/◯」先行告知は、毎投稿に日付を1行添える"点の告知"。週間シフトの"面の告知"とは役割が違う
- 反復して目に入ることで、予定を決めていないお客様の記憶に残り、事前予約のきっかけになる
- 退勤ツイート・写メ日記の末尾・満枠御礼・空き枠速報に、具体的な日付を添えるだけ
- プロフィール・固定ポスト・出勤予定まとめURLの3か所に常設して、探せる状態も作る
- 告知で増やした事前予約は、タイムライン管理で取りこぼしゼロにして初めて売上に変わる
まずは今日の退勤投稿から、次の出勤日を1行足すところから始めてみてください。
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