「この日に来てほしい」と言われたとき、どう受けていますか?
本指名のお客様から「◯日に出勤してほしい」とお願いされる。うれしい反面、「その日って本当に空いてる?」「口約束のまま忘れそう」「別のお客様とバッティングしないかな」と、地味に気を張るやり取りではないでしょうか。
これがいわゆるリクエスト出勤です。せっかく指名のお客様が日程を指定してくれているのに、受け方があいまいだと「調整します」で止まってしまい、当日フリー頼みに逆戻り——ということが起こります。
この記事では、リクエスト出勤の正しい受け方から、日程を確定させる連絡の型、告知の出し方、そして複数のリクエストが重なってもダブルブッキングしない管理術まで、キャスト目線で順番に解説します。
リクエスト出勤とは?
リクエスト出勤とは、お客様が「この日に会いたい」と希望日を指定して、キャストにその日の出勤をお願いする予約のかたちです。通常の「出ている日から選んでもらう」流れとは逆で、お客様の都合を起点にシフトを組みます。
シティヘブンネットなどの媒体では、お客様が希望日(第3希望まで指定できる場合が多い)と必要事項を専用フォームに入力して送信する仕組みがあります。個人で受ける場合は、LINE・DM・電話などで「日時・コース・場所」をやり取りして出勤を確定させます。
ポイントは2つです。
- 原則、面識のある本指名さん向けの仕組みであること(一度会ったお客様からのお願いが基本)
- 1週間ほど余裕を持ってもらうと、シフト調整がしやすく承諾率も上がること
つまりリクエスト出勤は、あなたを名指しで待っている一番濃いお客様を、確実に予約へ変えるチャンスです。だからこそ「受け方」で差がつきます。
リクエスト出勤の受け方:5ステップ
口約束で終わらせず、確実に予約として成立させるための流れです。
Step 1|希望日を「候補」で受け取る
まず、お客様から希望日を聞くときは第2希望までもらうのがコツです。1日だけだと、その日が既に埋まっていたときに話が止まります。
「ありがとうございます!◯日か◯日あたりでご希望はありますか?第2希望まで教えていただけると調整しやすいです」
Step 2|自分のシフトと予約状況を確認する
もらった候補日について、すでに入っている予約と重ならないかを必ず確認します。ここが一番のヤマです。頭の中やLINEの履歴だけで管理していると、「たぶん空いてる」で受けてしまい、後から別の予約と衝突します。
- その日の出勤枠は確保できるか(お店への出勤申請が必要な日か)
- 前後の枠に別のお客様が入っていないか
- リクエストの希望コース時間(例:120分・ロング)が枠に収まるか
Step 3|日程を「確定」の言葉で返す
空きが確認できたら、あいまいにせず確定の言葉で返します。「調整します」で止めないのがコツです。
「◯日の20時から、ご希望のロングコースでお取りできます!この日でお待ちしていますね😊 出勤が確定したら改めてご連絡します」
Step 4|出勤告知に反映する
リクエストで出る日は、SNSや写メ日記で**「◯日出勤決定」と告知**します。これには2つの効果があります。
- リクエストしてくれたお客様に「ちゃんと出るよ」と安心してもらえる
- その日の残り枠を他のお客様にも見せて、前後を埋められる
「◯◯様のリクエストで急遽出勤します!」と書く必要はありません。「◯/◯(金)20時〜出勤します。空き枠わずかです」と淡々と告知すれば十分です。先の日程を先出しで埋める考え方は「次回出勤◯/◯」先行告知で事前予約を積む方法で詳しく解説しています。
Step 5|前日にリマインドする
リクエスト出勤は、指定日から実際の来店まで日が空くことが多いのが特徴です。前日のリマインドで来店忘れと当日キャンセルを防ぎます。
「明日の20時、お待ちしていますね。お気をつけてお越しください😊」
リクエスト出勤を受けるときの連絡テンプレ集
そのまま使える文面をまとめました。相手やタイミングに合わせて言葉を足してください。
| 場面 | テンプレ |
|---|---|
| 希望日を聞く | 「リクエストありがとうございます!ご希望のお日にちを第2希望まで教えていただけますか?調整してすぐお返事しますね」 |
| 確定を伝える | 「◯日◯時から、◯◯コースでお取りできます!この日でお待ちしています😊」 |
| 別日を提案する(第1希望が埋まっていた) | 「◯日は先約で埋まってしまっていて…◯日でしたら確実にお取りできます。いかがでしょうか?」 |
| 出勤告知に添える | 「◯/◯(◯)◯時〜出勤します。事前のご予約優先でご案内しています」 |
| 前日リマインド | 「明日◯時、お待ちしていますね。気をつけてお越しください」 |
上手な「断り方」も受け方のうち
リクエストは全部受けなければいけないものではありません。体調やスケジュールを最優先にして、無理のない範囲で受けるのが基本です。
大切なのは、断るときも理由をていねいに伝えて、フォローを添えることです。そうすれば評判が下がることはありません。
「その日はどうしても予定が入っていて…ごめんなさい🙏 ◯日か◯日でしたらお会いできます。よかったらそちらでいかがでしょうか?」
「無理です」で終わらせず、代わりの日を必ずセットで出すのがポイントです。お客様の「会いたい」気持ちを次につなげられます。
リクエストが重なるほど、管理が難しくなる
リクエスト出勤は「本指名さんが増えるほど良いこと」なのですが、同時に管理の難易度が上がるという裏返しがあります。
- Aさんから「◯日に来て」、Bさんから「同じ◯日に来て」——同じ日に複数リクエスト
- 「調整します」と返したまま、確定連絡を忘れる
- LINEのトーク履歴が流れて、誰にいつOKを出したか分からなくなる
- 出勤を告知したのに、リクエスト主のお客様への確定連絡が抜ける
これらは全部、予約を「見える化」できていないことが原因です。頭の中とLINEだけで管理していると、リクエストが3件・4件と増えた時点で必ずどこかで抜けます。
よくあるダブルブッキングのパターン
| パターン | 起きること |
|---|---|
| 口約束のまま放置 | 「たぶんOK」で受けて、後から別予約と衝突 |
| 第2希望の管理漏れ | 第1希望が埋まった連絡を忘れ、お客様が来られなくなる |
| 告知と予約のズレ | 告知した枠に、リクエスト主より先に別のお客様を入れてしまう |
リクエスト出勤の管理を「見える化」する
リクエスト出勤を取りこぼさないコツは、予約希望を受けた瞬間に、シフトの時間軸に置いてみることです。
紙のシフト表やカレンダーアプリでも「その日に予定を書く」ことはできますが、リクエストは「まだ確定していない仮の予約」が多いのが厄介なところです。仮の予約と確定した予約が混ざると、空き枠がひと目で分からなくなります。
P-Book は、姫予約をタイムライン(時間軸)の上に視覚的に配置できる予約管理アプリです。リクエストでもらった希望日時を枠として置けば、その日が本当に空いているか、他の予約と重ならないかが一目で分かります。
- 重複ゼロ:時間軸に予約ブロックを並べるので、バッティングが視覚的に防げます
- 空き枠がひと目で分かる:リクエストで押さえた日の残り枠も見えるので、前後を埋めやすい
- お店への連絡文も自動生成:出勤申請やリクエスト報告の連絡がラクになります
「この日に入れて大丈夫?」と毎回不安になる状態から、「見れば分かる」状態に変わります。リクエストが増えても、あなたのシフトは崩れません。
よくある質問(FAQ)
Q. リクエスト出勤は誰でもお願いできますか?
基本的には一度会ったことのある本指名のお客様が対象です。初対面のお客様からの日程指定は、通常の予約として受けることが多いです。媒体によってはフォームから誰でも送れる場合もありますが、承諾するかどうかはキャスト側で判断できます。
Q. どのくらい前にリクエストをもらうのが理想ですか?
1週間ほど余裕があると、シフト調整がしやすく、お店の出勤申請も通りやすくなります。前日・当日のリクエストも受けられますが、その分ダブルブッキングのリスクが上がるので、必ず空き枠を確認してから確定しましょう。
Q. 同じ日に複数のお客様からリクエストが来たらどうすればいい?
出勤枠に空きがあれば、時間帯をずらして両方受けられます。大切なのはそれぞれの時間を確定させて、重ならないように管理することです。時間軸で予約を見える化しておくと、「この日は20時にAさん、22時にBさん」と迷わず配置できます。
Q. リクエストを断ると指名が減りませんか?
断り方次第です。理由をていねいに伝え、代わりの日を必ず提案すれば、むしろ「ちゃんと向き合ってくれる」と信頼につながります。無理に受けて体調を崩したり、当日キャンセルする方がダメージは大きいです。
Q. 「調整します」のまま忘れてしまいます。防ぐ方法は?
返事をあいまいにしないこと、そして受けた希望日をその場でシフトに書き込む(置く)ことが一番の対策です。頭とLINEだけで覚えようとすると必ず抜けます。予約管理ツールで「仮予約」として残しておけば、確定連絡の抜けも防げます。
まとめ:リクエスト出勤は「受け方」で予約が決まる
リクエスト出勤は、あなたを名指しで待っている一番濃いお客様を、確実に予約へ変えるチャンスです。取りこぼさないためのポイントを振り返ります。
- 希望日は第2希望までもらう
- 受ける前に必ず空き枠を確認する
- 「調整します」で止めず、確定の言葉で返す
- 出勤を告知して、リクエスト主に安心してもらいつつ前後の枠も埋める
- 前日リマインドで来店忘れとキャンセルを防ぐ
そして、リクエストが増えるほど効いてくるのが「予約の見える化」です。時間軸で予約を管理すれば、複数のリクエストが重なっても、ダブルブッキングせずに全部受けられます。
P-Book なら、リクエストでもらった希望日をタイムラインに置くだけで、空き枠も重複も一目で分かります。1ヶ月無料・カード登録不要で試せます。まずは、次のリクエストを確実に予約に変えるところから始めてみてください。
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