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写メ日記の「みたよ」と足あとを予約に変える運用|毎日見に来てくれる人を取りこぼさない記録術

写メ日記に「みたよ」がついたとき、うれしいけれど、そのまま流していないでしょうか。

「この人、毎日押してくれてるな」と気づいてはいる。でもそれを覚えているのは自分の頭の中だけで、名前を書き出したことはない。そして数か月後、はじめてご予約をいただいたときに「あ、あの毎日みたよをくれてた方だ」と気づく——という流れは、とてもよくあります。

裏を返すと、気づかれないまま毎日見に来ていて、そのまま来なくなった人が同じ数だけいるということです。この記事では、「みたよ」やマイガール登録のような行動シグナルを記録に変え、予約に繋げるまでの運用を、週5分の作業に落とし込んでまとめます。

そもそも「足あと」は残らない。だから「みたよ」の価値が高い

最初に事実を揃えます。ここを誤解したまま運用すると、見えないものを探し続けることになります。

シティヘブンネットの公式FAQでは、足あと機能はないと明記されています。閲覧しただけでは、ユーザーのニックネームや時間がキャスト側のページに残ることはありません。代わりに用意されているのが「みたよ」ボタンで、これはお客様が自分の意思で押してはじめて届くものです(シティヘブンネットFAQ「足あと機能はありますか」)。

この仕様の違いは、実務上とても大きな意味を持ちます。

一般的な「足あと」 「みたよ」
残り方 見ただけで自動で残る お客様が能動的にボタンを押す
含まれる人 通りすがり・同業・冷やかしも混ざる わざわざ押した人だけ
こちらへの意思表示 ない 「見ましたよ」と伝えたい意思がある
多い 少ない
1件あたりの重み 軽い 重い

つまり「みたよ」は、数が少ないかわりにノイズがほとんど混ざっていない高純度のシグナルです。押した人は、あなたに気づいてほしくて押しています。にもかかわらず、多くの場合それは通知欄を流れて消えていきます。

なお、媒体によって機能名も仕様も違います。お使いの媒体に「足あと」に相当する機能があるのか、閲覧者の名前まで見えるのかは、一度ご自身の管理画面で確認しておいてください。この記事では、名前がわかる形で届く反応(みたよ・マイガール登録・日記コメント・いいね等)をまとめて「シグナル」と呼びます。

お客様の熱量には段階がある

シグナルを扱うときに便利なのが、熱量を段階として並べる見方です。下から順に、手間がかかるほど熱量が高いと考えてください。

段階 行動 こちらに見えるか 熱量
1 日記・プロフィールを見る 見えない
2 「みたよ」を押す 見える
3 マイガール登録する 見える 中〜高
4 日記にコメントする 見える
5 オキニトーク・DMを送る 見える
6 予約する 見える

多くのキャストさんが力を入れているのは、段階1から2へ引き上げる工夫です。日記の書き方、写真の見せ方、投稿する時間帯。これは正しい努力ですし、実際に集客の話題はほとんどここに集中しています。

けれど、取りこぼしが起きているのは別の場所です。段階2〜3で止まっている人を、段階6へ動かす部分がほぼ手つかずなのです。ここには、すでに名前が見えている人が並んでいます。新しく見つけてくる必要がない、いちばん近い見込み客です。

日記そのものを予約に繋げる書き方は「写メ日記から姫予約に繋げる方法」で扱っています。この記事はその先、日記に反応をくれた人をどう扱うかの話です。

なぜ「毎日見てくれる人」を取りこぼすのか

理由は3つあります。どれも意志や努力の問題ではなく、仕組みの問題です。

1. シグナルは通知に流れて、どこにも溜まらない

「みたよ」は届いた瞬間に見えますが、一覧として残りません。1週間前に誰が押してくれたかを後から確認するのは、多くの媒体で困難です。予約や売上は数字として残るのに、その手前のシグナルだけが記録されない構造になっています。

2. 覚えているつもりが、3人目で上書きされる

「毎日みたよをくれる人」を覚えていられるのは、せいぜい2〜3人までです。それ以上になると、新しく増えた人が古い人の記憶を押し出します。しかも押し出されるのは、たいてい「最近見なくなった人」です。つまりいちばん声をかけるべき人から順に忘れていくことになります。

3. こちらから声をかける口実が思いつかない

いちばん大きいのはこれかもしれません。予約もしていない、話したこともない相手に、「見てくれてますよね」と言うのは気が引けます。監視しているように受け取られるのも怖い。結果として、気づいているのに何もしないという状態で固定されます。

この3つ目については、後半で具体的な文面の型をお出しします。まず必要なのは、記録が残っていることです。

Step 1: 週に1回、5分でシグナルを書き出す

毎日やろうとすると続きません。週1回、決まった曜日に5分と決めてください。

書き出すのは3列だけです。

お客様の呼び名 最後にシグナルがあった日 最後に来てくれた日
(媒体のニックネーム) 8/18 みたよ 7/2
(媒体のニックネーム) 8/19 マイガール登録
(媒体のニックネーム) 8/12 日記コメント 8/9

この3列以外は書かないでください。 好みや会話の内容まで書こうとすると、5分では終わらず翌週から続かなくなります。分類も判断もあとでできます。まずは名前と日付だけが揃っている状態を作ることが目的です。

書き出す対象は、その週に届いたシグナルすべてです。数が多くて追えない場合は、「マイガール登録」と「日記コメント」だけに絞ってください。熱量の高い順に拾えば、取りこぼしの痛手は小さくなります。

なお、媒体のニックネームと、LINEやDMでのお名前が別々になっている方は少なくありません。「同じ人が別名で複数の場所にいる」問題の整理は「『この人、誰だっけ』をなくす顧客管理」でまとめています。

Step 2: 4つに分けて、動く相手を1グループに絞る

書き出したら、2つの軸で分けます。シグナルがあるかと、最近来てくれているかです。

最近来てくれている しばらく来ていない
シグナルがある ① 本指さん・リピさん(維持でよい) 見ているのに来ていないここが最重要
シグナルがない ③ 来てくれるが日記は見ていない(告知が届いていない) ④ 休眠のお客様(別の掘り起こしが必要)

動くべきは②だけです。理由は明確で、②の人はあなたを覚えていて、今も見ていて、まだ来ていないからです。認知の獲得も、思い出してもらう作業も、すでに終わっています。残っているのは、来られない理由をひとつ外すことだけです。

②に何人いるかを数えてみてください。多くの場合、想像より多いはずです。そしてその全員が、あなたの日記を今週も見ています。

Step 3: ②の人が来ていない3つの理由と、外し方

②の人に「なぜ来ないんですか」とは聞けません。ですが、理由はだいたい次の3つに収まります。

理由A: 予約の取り方がわからない・面倒だと思っている

見てはいるけれど、どこから予約すればいいのかを調べていない状態です。ネット予約なのか、お店に電話なのか、直接なのか。選択肢が複数あると、人は決めるのを先送りします

外し方は、経路をひとつ名指しすることです。「ご予約はこちらから」と複数並べるのではなく、「はじめての方はネット予約がいちばん早いです」と1本に絞って書く。経路ごとの違いを1枚で説明する型は「『どこから予約するとお得?』を1回で説明する案内文」にまとめています。

理由B: 行きたいけれど、自分の予定と合っていない

出勤日を見ているけれど、その日は都合が悪い。翌週も見て、また合わない。これを何度か繰り返すと、見るのが習慣化したまま来店だけが抜け落ちます

外し方は、先の予定を出すことです。今週の出勤しか出していないと、相手は毎回「今週は無理」で終わります。2週間分を出せば、合う日が見つかる確率がそのまま上がります(2週間分のシフトをまとめて告知する型)。

理由C: 予約が埋まっているように見えている

「人気そうだから取れないだろう」と思われているケースです。実際には空いているのに、空いていることが書かれていないだけ、ということが起こります。

外し方は、空き枠を具体的な数字と時間で書くことです。「まだ空いてます」ではなく「本日18時〜と20時〜、2枠空いています」。この書き方の型は「ご案内状況の投稿テンプレ」で扱っています。

理由A・B・Cのどれも、個別に声をかけなくても外せます。 これが重要な点です。②の人へのアプローチは、まず公開の場で行うのが基本になります。

Step 4: 声のかけ方は「公開が先、個別はあと」

順番を間違えると逆効果になります。

まず公開の場で(全員に届く)

日記の中で、シグナルをくれる人全体に向けて触れます。個人を名指ししません。

いつも「みたよ」ありがとうございます。押してくださっているの、ちゃんと届いています。
今週は木曜と土曜に出勤します。木曜は18時〜と20時〜が空いていますので、お時間が合いましたらぜひ。
ネット予約からがいちばん早いです。

ポイントは3つです。

  1. お礼を言う(押した行為に反応があると、次も押しやすくなる)
  2. 具体的な日付と空き時間を出す(理由B・Cを同時に外す)
  3. 経路をひとつ名指しする(理由Aを外す)

この3点が入っていれば、②の人の何割かはここで動きます。個別に何も送らなくても、です。

個別に送るのは、段階3以上の人だけ

マイガール登録・日記コメント・オキニトークをくれた人には、個別に返して構いません。相手から名前を出して話しかけてくれた状態なので、こちらから返すのは自然です。オキニトークでの返信の型は「オキニトークの返信例文・テンプレ集」にまとめてあります。

ここで注意したいのが、オキニトークは通知が届かないことがあるという点です。せっかく段階3まで来てくれた人からのメッセージを、こちらが気づかないまま24時間流してしまうのが一番もったいないパターンです。通知の設定と確認タイミングの決め方は「オキニトークの通知を見逃さない設定と運用」で解説しています。

一方で、「みたよ」だけの人に個別メッセージを送るのは慎重にしてください。理由は次のとおりです。

やってはいけないこと

NG行動 なぜ悪いか
「毎日見てくださってますよね」と個別に伝える 監視されている感覚を与える。相手はボタンを押しにくくなる
みたよ1件ごとに個別でお礼を返す 相手に返信の義務感が生まれ、押す回数が減る
「そろそろ来てくださいよ」と催促する 見るのをやめる理由になる。シグナルごと失う
反応がない人を切る 段階2〜3は時間をかけて上がるもの。数か月見てから来る人は珍しくない

シグナルは、押しやすい状態を保つことが最優先です。押しにくくなった瞬間、その人は見えなくなり、④の休眠グループへ静かに移動します。

Step 5: マイガール登録に「登録する理由」を作る

「みたよ」の一段上がマイガール登録です。ここは、こちらから増やしにいけます。

増やす方法はシンプルで、登録した人だけが得られるものを用意することです。実際に、マイガール限定の日記を定期的に出すことで登録が増えるという運用は広く行われています。

  • 出勤予定を限定日記で先に出す(先に知れる、という実利がある)
  • 空き枠の告知を限定日記にも流す
  • 予約に繋がる特典の案内を限定日記に置く

大事なのは、限定日記の中身を「特別な写真」ではなく「先に知れる情報」にすることです。写真の特別感は好みに左右されますが、「出勤が先にわかる」は誰にとっても価値があり、しかもそのまま予約行動に繋がります

公開投稿と限定投稿の出し分け方は「フォロワー限定投稿の使い分け方」で詳しく扱っています。考え方はそのまま応用できます。

Step 6: 月に1回、「シグナル→来店」を数える

続けるかどうかを判断するために、月末に3つだけ数えてください。

指標 数え方
②のグループの人数 「シグナルあり・来ていない」の人数
今月②から来店した人数 ②に入っていた人のうち、実際に来てくれた人数
転換率 来店した人数 ÷ ②の人数

たとえば②が20人で、そのうち今月3人が来てくださったなら15%です。この数字自体に良し悪しの基準はありません。大事なのは、翌月に同じ数え方をして比べられることです。

この3つを数えると、告知の書き方を変えたときに効果があったのかが判断できます。「なんとなく最近予約が増えた気がする」から、「②の転換率が15%から22%に上がった」に変わります。日記の投稿頻度を上げる・限定日記を始める、といった施策の是非もここで決められます。

売上や指名数の集計と一緒に、月末の振り返りに組み込んでおくと定着しやすくなります(出勤日の決め方|予約データから「自分が稼げる曜日」を見つける方法)。

よくある質問

Q. 「みたよ」が少ないのですが、この運用はできますか

むしろ少ないほうが向いています。5人なら5人全員を名前で追えます。数が少ないうちに記録の習慣を作っておくと、増えたときにそのまま回ります。逆に、数が増えてから始めようとすると、その時点で溜まっている分を追えません。

Q. 押してくれた人の名前がわからない媒体の場合は?

名前が見えない場合、その媒体でこの運用はできません。その場合はマイガール登録・日記コメント・オキニトークなど、名前が見える反応だけを対象にしてください。段階3以上に絞っても、②のグループは作れます。

Q. 記録はスプレッドシートでも大丈夫ですか

3列だけなら十分機能します。ただし、来店日を手で書き写す作業が毎回発生します。予約の記録と顧客の記録が別々の場所にあると、②の判定に必要な「最後に来た日」を毎回探しにいくことになります。ここが面倒になって続かなくなるケースが多いので、予約管理と顧客メモが同じ場所にあるほうが長続きします(お客様ノートをデジタル化するメリットと方法)。

Q. 何か月シグナルがなければ、②から外していいですか

3か月を目安にしてください。3か月シグナルが途切れた方は、実質④の休眠に移っています。②に残したままだと転換率の分母が膨らみ、数字が読めなくなります。外した方には、休眠客向けの掘り起こしを別途あててください。

Q. 接客後のお礼日記とは、どう使い分けますか

お礼日記は来てくださった方に向けたもの、この記事の運用はまだ来ていない方に向けたものです。実際には同じ日記の中に両方入ることが多く、それで問題ありません。お礼日記の書き方は「接客後のお礼投稿を自枠に繋げる型」を参照してください。

まとめ|見えているシグナルを、記憶ではなく記録に置く

  • ヘブンネットに足あと機能はなく、「みたよ」はお客様が能動的に押した人だけが届く高純度のシグナル
  • お客様の熱量には段階があり、取りこぼしが起きるのは段階2〜3で止まっている人
  • 週1回5分、呼び名/最後のシグナル日/最後の来店日の3列だけ書き出す
  • 4分割して、「見ているのに来ていない」グループだけに動く
  • 来ない理由は予約経路がわからない/予定が合わない/埋まっていると思われているの3つ。どれも公開の告知で外せる
  • 声かけは公開が先、個別はあと。「毎日見てますよね」は言わない
  • マイガール登録には「先に知れる」という実利を用意する
  • 月に1回、②の人数と、そこからの来店数を数える

毎日「みたよ」を欠かさず押してくださる方は、あなたにとっていちばん濃い見込み客です。それなのに、その事実を知っているのが自分の記憶だけという状態は、あまりにもったいない。名前と日付を書き出すだけで、その人は「なんとなく覚えている人」から「今週声をかける相手」に変わります。

姫予約の仕組み全体は「姫予約とは?仕組み・メリット・始め方をわかりやすく解説」でも解説しています。

P-Book なら、予約を確定するときにお客様のメモを一緒に残せるので、「最後に来てくれた日」を探しにいく必要がありません。タイムライン上に予約が並ぶため、シグナルをくれた方が実際に来てくださったかどうかも、そのまま追えます。媒体のニックネームとLINEのお名前が違っていても、ひとりのお客様としてまとめて記録できます。

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