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掛け持ちキャストの予約・シフト管理術|複数店舗の出勤・本指名・連絡先を混同しない方法

A店は週3、B店は週2。掛け持ちで稼働日を増やすと収入は安定しますが、その分「今日はどっちのお店の出勤だっけ?」「この本指名さん、どっちの店のお客様だった?」と、頭の中がこんがらがってきます。お店ごとに出勤日も、料金も、連絡ルールも違うので、1店舗だけのときと同じ管理方法では必ずどこかで破綻します。

この記事では、複数店舗を掛け持ちするキャスト・セラピストが、店をまたいでも崩れずに予約とシフトを管理するための考え方と、具体的なやり方をまとめます。

掛け持ちと遠征は別物|まず管理の前提を整理する

「掛け持ち」と「遠征」は混同されがちですが、管理の難しさのポイントが違います。

  • 遠征:自分が複数のエリアを移動して回る。軸になるのは「どのエリアにいるか」。詳しくは遠征キャストの予約管理術で解説しています
  • 掛け持ち:同じ生活圏で複数の店舗に在籍する。軸になるのは「どのお店の出勤か」

掛け持ちで難しいのは移動ではなく、お店ごとに「ルールが違う」ことを取り違えないことです。ここを最初に押さえておくと、管理の設計が一気にラクになります。

掛け持ちキャストの予約管理が難しい4つの理由

1. お店ごとに出勤日・時間帯が違う

A店は日中メイン、B店は夜メイン、というように、お店ごとに入る時間帯がずれているケースは珍しくありません。掛け持ちすると、1週間のスケジュールが「A店の出勤」と「B店の出勤」のモザイク状になります。

このとき、頭の中だけで「水曜はA店の昼、木曜はB店の夜」と覚えていると、予約を受けた瞬間に「あれ、この日はどっちだっけ?」と確認の手が止まります。

2. 本指名・お客様が店ごとに分かれる

掛け持ちで一番こんがらがるのが顧客管理です。同じお客様がA店とB店の両方に来てくれることもあれば、「A店のときだけ会う本指名さん」もいます。

  • A店の本指名さんに、間違えてB店の出勤を案内してしまう
  • B店経由のお客様を、A店の料金で案内してしまう

こうした取り違えは、お客様の信頼を一度で失いかねません。「このお客様はどのお店のルートか」を顧客ごとに紐付けて管理する必要があります。

3. 料金・コース・割引がお店ごとに異なる

掛け持ち先によって、コース料金も、姫予約の特典も、割引の条件も変わります。お客様から「90分でいくら?」と聞かれたときに、どちらのお店の料金で答えるべきかを瞬時に判断しないといけません。

ここを間違えると、後から「聞いていた金額と違う」というトラブルに直結します。

4. 連絡ルール・連絡先がお店ごとに違う

「A店はDM受付OK、B店は公式LINEのみ」「A店は3時間前まで予約可、B店は前日締め切り」など、連絡ルールがお店ごとに異なることもよくあります。

掛け持ちすると、お客様への案内文をお店ごとに正しく出し分ける必要があり、その都度ルールを思い出すのが地味に負担になります。連絡経路の伝え方そのものについては連絡経路ルールの周知テンプレもあわせて参考にしてください。

掛け持ちキャストがやりがちな管理方法と、その限界

掛け持ちキャストの間でよく使われている管理方法を比較します。

管理方法 店ごとの出勤管理 重複チェック 店×顧客の紐付け 手間
LINE + 頭の中 ❌ 取り違えやすい ❌ 店またぎでミスしやすい ❌ トーク履歴を遡る必要
紙のシフト帳 △ 店ごとに色分けは可能 △ 書き直しが多い ❌ 顧客と連動しない
Google カレンダー △ 店ごとに色分けできる △ 別カレンダー間は重複検知できない ❌ 顧客情報と連動しない
スプレッドシート ○ 店ごとにタブで分けられる △ 数式を組めば可能 △ 連動はできるがUIが貧弱
専用予約管理アプリ ○ 店ごとにシフトを分けて一元管理 ○ 店をまたいでも自動で検知 ○ 顧客ごとに店を紐付け

Google カレンダーを店ごとに分けて色分けする方法は手軽ですが、別々のカレンダー同士はダブルブッキングを検知してくれないのが落とし穴です。A店のカレンダーに15時の予約を入れても、B店のカレンダーには反映されないので、同じ15時にB店の予約を受けてしまえます。

管理方法そのものを比較検討したい場合は、姫予約の管理方法まとめ|メモ帳・LINE・アプリを比較も参考になります。

掛け持ちでも崩れない予約管理のコツ5つ

コツ1. 全店のシフトを「1つの時間軸」に並べる

掛け持ち管理の基本は、お店が違っても予約はすべて同じ時間軸の上に並べることです。

「A店の予定」「B店の予定」を別々の場所で管理すると、店をまたいだ重複が見えません。1本の時間軸の上に「水曜10時〜A店」「木曜19時〜B店」と並べて初めて、空いている時間と埋まっている時間が一目で分かります。お店の区別は色やラベルでつければ十分です。

コツ2. お客様ごとに「どの店のお客様か」をメモする

新しいお客様が付いたら、そのお客様が「どのお店経由か」を必ず記録します。

たとえば顧客メモに「B店・90分コース・前日予約のみ」と書いておけば、次に連絡が来たときに迷いません。掛け持ち初期はこの一手間が面倒に感じますが、お客様が10人を超えたあたりから、これがあるかないかで案内のスピードと正確さがまるで変わります。本指名さんを安定して増やす顧客管理の考え方は本指名を増やすための顧客管理術でも解説しています。

コツ3. 店ごとの「案内文テンプレ」を用意しておく

お店ごとに料金・連絡ルールが違うなら、案内文もお店ごとにテンプレ化しておきましょう。

【A店】90分◯◯円/姫予約特典あり/ご予約は当日3時間前まで
【B店】90分△△円/前日までのご予約限定/ご連絡は公式LINEのみ

このテンプレを手元に置いておけば、お客様から問い合わせが来た瞬間に、正しいお店の条件をコピペで返せます。記憶に頼らないことが、料金トラブルを防ぐ一番の近道です。

コツ4. 重複防止は「移動・準備の時間」も枠に入れる

A店の出勤を18時に終えて、19時からB店に入る。一見成立していても、移動・着替え・準備の時間を入れると間に合わないことがあります。

予約を確定する前に、店間の「移動・準備ブロック」を先にスケジュールへ置いておきましょう。こうすれば「A店の17時半から入れますか?」と聞かれた瞬間に「その後B店があるので難しいです」と即答できます。ダブルブッキングの具体的な防ぎ方は姫予約のダブルブッキングを防ぐ方法で詳しく解説しています。

コツ5. 出勤バランスは「予約の埋まり方」で決める

掛け持ちのメリットは、お店ごとの調子を見て出勤を寄せられることです。1つのお店にシフトを勝手に下げられても、もう一方で稼働を増やせる柔軟さがあります(店舗都合のシフト変更への備えはシフトを勝手に下げられた時の対処法も参考に)。

ただし、これは両店の予約の埋まり具合を並べて見られて初めて判断できることです。「A店は来週ほぼ満枠、B店は半分も埋まっていない」が一目で分かれば、翌月の出勤をどちらに寄せるかを数字で決められます。感覚ではなく埋まり率で判断するのが、収入を安定させるコツです。

P-Book で掛け持ちの予約管理はどう変わるか

P-Book は、キャスト本人が使う姫予約管理アプリです。タイムライン UI で予約をシフトに視覚的に配置できるため、掛け持ち特有の「お店ごとにルールが違う」管理に向いています。

掛け持ちキャストが使える主な機能

  • 店ごとにシフトを分けて作成 — A店・B店のように、お店ごとに別の出勤スケジュールを作って同じアプリ内で管理できる
  • 店をまたいだ重複の自動検知 — A店とB店の予約が時間で重なっても、タイムライン上で重なりが視覚化される
  • 顧客メモで店を紐付け — お客様ごとに「どのお店経由か」「コース・料金」「連絡ルール」をメモできる
  • 予約受付 URL の共有 — お店ごとの出勤予定を URL でお客様に共有でき、案内の手間が減る
  • スマホ1台で完結 — お店の移動中や待機中でも、出先から予約の確認・調整ができる

別々のカレンダーやメモ帳に分けて管理する必要がなくなるので、「どっちの店だっけ?」と確認で手が止まることがなくなります。姫予約の基本的な仕組みについては姫予約とは?仕組み・メリット・始め方で解説しています。

よくある質問

Q. お店に掛け持ちがバレないか心配です

P-Book はキャスト本人が使う個人用の管理アプリで、お店側が中身を見ることはありません。シフトや顧客情報は自分だけが管理します。なお、掛け持ちの可否はお店ごとに規約が異なるため、契約内容は事前にご確認ください。

Q. お客様が両方の店に来てくれる場合はどう管理しますか

同じお客様を1人の顧客として登録し、メモに「A店・B店どちらも来店」と記録しておけば、来店履歴をまとめて把握できます。お店をまたいでも、そのお客様との関係を一本化して管理できます。

Q. 3店舗以上の掛け持ちでも使えますか

お店の数に制限はありません。店ごとにシフトを分けて作れるので、3店舗でも4店舗でも同じ1つのタイムラインで一元管理できます。

Q. 急な出勤追加・変更にも対応できますか

出先からスマホで編集でき、変更はお客様の予約ページに自動で同期されます。「今日急にB店の出勤が増えた」というときも、その場で枠を追加して案内できます。

まとめ

掛け持ちキャストの予約管理で重要なのは、お店が違っても予約を1つの時間軸で見て、店ごとのルールを取り違えないことです。別々のカレンダーやメモ帳に分けると、店をまたいだ重複や料金の取り違えが必ず起きます。

  • 全店のシフトを1つの時間軸に並べる
  • お客様ごとに「どの店のお客様か」をメモする
  • 店ごとの案内文テンプレを用意する
  • 重複防止は移動・準備の時間も枠に入れる
  • 出勤バランスは予約の埋まり方で決める

この5つを押さえるだけで、掛け持ちの稼働がぐっと回しやすくなります。

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